こんにちは。ニコ歯科クリニック院長の宮堀です。
長かった梅雨もあけ、かなり暑い日が続いております。
くれぐれも熱中症にならないように暑さ対策、水分補給に気をつけましょう!!
タイトルに御座いますように、8/11~8/16まではお休みを頂きます。
さて、当院では位相差顕微鏡を用いた検査を取り入れております。
開院2日目に顕微鏡が故障し、暫く検査が出来ておりませんでしたが、再び顕微鏡の検査を開始しております。
位相差顕微鏡検査では歯周病菌の量や動きを見ていきます。
歯垢(しこう)やプラーク という言葉は何処かで聞いたことがあると思います。
単なる食べカスではなく、歯垢(プラーク)は、細菌の塊です。
虫歯菌や歯周病菌の塊です。細菌は幼虫みたいな形をしていて、動き回っています。
その歯垢(プラーク)を採取して、スライドを作成し、位相差顕微鏡にて見ていきます。
そして、モニターに映し出されます!!
驚かれる方が非常に多いですが、例えば菌があまりいない方では、
まだらに細菌がいる状況です!
菌がいない人はいません。
しかし、、、細菌が多い人だと、、、
こんな状況です!
実際の検査時は静止画ではなく動画ですので動きも見られます。
普段の歯磨きを丁寧にしているつもりでもプラークは付いているものですし、その中にはこんな感じの細菌が居るわけです。
怖いですよねー。
大切なのは普段の歯ブラシ、プラスαです。
少し難しい話をすると、
歯周病菌は嫌気性菌といって、酸素が苦手な菌が殆どです。
つまり、酸素の届かないところ、
歯と歯茎の境目。
所謂、歯周ポケットに歯周病菌が溜まっています。
ポケット内は自分では汚れを落とし難いので菌が残りやすい状態です。
そこを歯科医院で、超音波の機械で掃除していくと、菌が減って歯周病のリスクを下げることができます。
それだけが全てではありませんが、非常に重要なことです。
まずは、口の中の菌を見て、自分の口の中の状況を知ってみましょう。